導入事例
試験・授業でのBIG PADの活用

BIG PADの導入により効率的な試験運営や授業を実現
パイロット養成過程での試験運営や授業に課題を感じ、教室へのタッチディスプレイの導入を検討していた朝日航空株式会社さま。
スムーズな資料の切り替えや書き込みが出来るBIG PADが、大空を志す訓練生たちの成長を支えています。
朝日航空株式会社さま
- 大阪府八尾市
- 設置場所:第一教室・第二教室
- https://www.asahiair.com/
朝日航空株式会社さまは、1967年に創業され、大阪府八尾市に本拠地を置く航空会社です。プロパイロット養成、航空写真撮影、航空機整備格納などの事業をされています。
こんなソリューションを
実現しました
- パイロットの資格取得の試験実施時にディスプレイと個人のタブレットを併用しています。それぞれ資料の切り替え等をもっとスムーズにできないかは、かねてからの課題でした。
また、授業においても、より効率よく伝わりやすい形で行いたいと考えていました。
- 複数の資料をBIG PADと訓練生のタブレットの双方で表示できるようになり、スムーズに説明できるようになりました。
- 書き込みとタッチ操作で印象的な授業を行うことができるようになり、訓練生の授業の理解度が高まりました。
- フライト前の打ち合わせに紙を20枚ほど多用していましたが、BIG PAD導入でデータで表示が可能となり、ペーパーレス化の一役を担っています。

運航部 乗員養成課
津田 泰典さま
導入の背景
パイロット資格取得試験の効率化のため導入
近年、パイロットの資格を取得するための試験が電子化しています。これまでの試験説明は、ディスプレイと訓練生個人のタブレットに資料を表示、それぞれを見ながら試験を進行する形でした。限られた試験時間の中で、デジタル化された情報をもっと効率よく見やすく活用できないだろうか、スムーズに運用できないだろうかということをこれまで課題に感じていました。そこで、タッチディスプレイの導入を検討し始めました。

選ばれた理由
SHARPタッチビューアーの使いやすさが決め手
タッチディスプレイの選定にあたり、各社の仕様表の内容だけでは、正直、違いがよく分かりませんでした。そのため、シャープの商談室で実機を操作して、使い勝手の良さを実感しました。加えて、サポート体制の良さや、長年タッチディスプレイを開発・販売している点から安心感もあり、導入を決めました。特にSHARPタッチビューアーが決め手です。BIG PAD単体で複数の資料を表示して書き込みもできる機能は、時間がかかっていた試験説明や授業の効率化に有効だと思いました。
- 異なるファイル形式であっても複数の資料を一度に表示でき、タッチと書き込み、資料の拡大・縮小もできるBIG PADの機能です。

導入後の効果
訓練生の授業理解度が向上
以前の授業では、手元のカメラで紙を一つ一つディスプレイに投影していましたが、SHARPタッチビューアーでPDFの資料を並べて、拡大表示や書き込みができ、複数の資料を関連づけて考えられるので授業がわかりやすいと訓練生に好評です。
また、BIG PADと訓練生のタブレットを連携して資料を表示し、双方向に授業を行い、議論の活発化にもつながっています。
さらに、以前はフライト前に複数枚の紙を使用してミーティングをすることもありましたが、BIG PAD導入後は、BIG PAD上で表示して説明することが可能となり、ペーパーレス化による経費削減にもなっています。

今後の展望
他の教室にもBIG PAD導入を検討
現在、2つの教室にBIG PADを設置しているのですが、今後は他の教室への導入も検討しています。
例えばフライト時に実際の操縦に近い動画を360度カメラで撮影した教材などを制作し、BIG PADに表示して説明することで、飛行機に初めて乗る訓練生でもイメージしやすい授業を展開するなど、活用の幅を広げていきたいと考えています。
また、SHARPペンソフト追加機能ライセンスの一機能であるクラウドストレージサービスとの連携も図っていくなど、さらにBIG PADを活用して、訓練生にとってわかりやすく印象に残る授業を模索していきます。

導入製品
- 65V型タッチディスプレイ(PN-L651H...1台)
- 75V型タッチディスプレイ(PN-L751H...1台)
- SHARP ペンソフト追加機能ライセンス(PN-SU01...2ライセンス)