昭和23年3月設立。京都・関西圏のさまざまな交通広告を中心にマスメディア広告、プランニング&クリエイティブも請け負う広告代理店。
●京都市営地下鉄京都駅(本物件)/京都市下京区
こんなソリューションを実現しました
- 京都市営地下鉄京都駅は、市営地下鉄の中で最も乗降客数が多く、通勤や通学、買い物、観光など幅広い目的の利用者でにぎわう交通拠点です。そこに、注目度を高めるために、動きのある映像を表示し、広告媒体としての価値を高めるディスプレイを設置できないかと考えました。
- 駅ホーム上に56台のディスプレイを設置。シンクロ表示でインパクトのある広告掲出を実現。
- 駅を利用する人に効率的に情報を届けることができ、高い広告到達率(リーチ)を実現。
- 柔軟なコンテンツ運用で、ターゲットに合わせたタイムリーな情報発信を実現。
営業部 媒体課
課長 小林弘幸さま
導入の背景
京都市営地下鉄で最も乗降客数が多い京都駅ホームに効果的な広告掲出場所を
京都駅は京都市営地下鉄の中で最も乗降客数が多く、特にホームは、通勤・通学、そして世界中の海外観光客が密集するポイントであるため、当社では以前よりインパクト抜群のサイネージ広告の開発を検討していました。しかし、京都地下鉄ではホームでの設置は過去に例が無いため、交通媒体で多数のサイネージ導入実績があり、当社とも別の交通サイネージ広告でお取引頂いているシャープ様へ基本システムの構成検討を依頼しました。
選ばれた理由
過去の導入実績・システム提案で安心感
当初は京都駅ホーム上で様々な場所を設置候補としましたが、「多数の乗降客が通るスペースの確保」、「安全を守る監視カメラの妨げにならない」、「視認性の確保」等、様々な条件と課題を思案した結果、ホーム柱の上部を設置場所としました。柱上部に設置するにあたり、天井裏の構造調査を行いましたが、多数の設置物が存在したため、当初の吊り下げ式での取付が困難であることがわかり、構想が頓挫しそうになりました。しかし、シャープ様から特注の躯体金具を使用した設置方法の提案があり、荷加重など、安全性を確保するために様々な角度からテストを重ねた結果、京都市交通局様より無事設置許可を頂き、実現へ大きく前進しました。シャープ様の提案力と推進力、そしてこまめなサポートもあり京都市営地下鉄初のホーム上のデジタルサイネージ広告が完成しました。
導入後の効果
56面のシンクロ表示で圧倒的な視認性
地下鉄京都駅のホームほぼ全域の柱に56面設置し、全てをシンクロ表示することで、広告媒体として、京都駅の一日の全乗降客に対して、圧倒的なリーチを実現できました。また柱上部への設置が可能になったことで、ホームに密集した乗降客で広告が埋もれることなく高い視認性・連続性の確保と、独特な空間の演出に成功しました。京都市交通局様からも「ホームが明るくなり、景観が良くなったのでは」と評価頂いています。
今後の展望
デジタルサイネージを活用したインパクトのある空間演出を提案
交通広告は、人、街、企業をつなぐ潤滑油です。これからも、そこに暮らす人、訪れる人、みんなが集う公共空間に最適な交通広告となるように、デジタルサイネージも活用しながらインパクトのある空間演出を提案していきます。