- 所在地
- 大阪市天王寺区
大阪市天王寺区の天王寺公園内にある動物園。1915年1月1日に開園した、日本で3番目に長い歴史をもち、面積約11ヘクタールの園内に、約170種1000点の動物が飼育されている都市型総合動物園。
導入事例(PDF)ダウンロードはこちら(印刷や保存したい方向け)こんなソリューションを実現しました
- 園内では多数の案内看板を設置していますが、紙のポスターの貼り替え作業に手間がかかること、また時間とともに劣化して、見栄えが気になることがありました。そこで、掲示物を電子化したいと考えました。
- ポスターをePosterで電子化。貼り替えの手間が軽減し、ペーパーレス化を実現。
- 電源工事不要で必要な場所に設置でき、利便性が向上。
- 表示保持に電力を消費しないので、環境にも貢献。
導入の背景
園内の紙の掲示物のデジタル化し、コンテンツの入れ替えをタイムリーにおこないたい。
園内では多数の案内看板を設置し、イベント告知などを紙のポスターで掲出していました。しかし、内容の変更も多く、都度の貼り替え作業に手間がかかりました。また、掲出期間が長くなると破れたりすることもあり、見栄えが気になることがありました。そこで、掲示物の電子化を検討しようと考えました。
運営係長(広報) 松岡 舞 さま(左)
運営課 角野岳彦 さま(右)
選ばれた理由
電源工事不要で設置ができ、印刷した紙のように視認性が高いことを評価
当園では、約10年前からてんしばゲートにシャープの液晶ディスプレイを設置していることもあり、液晶ディスプレイの導入も検討しましたが、設置したい場所の電源工事が必要なことから、電力を使わず表示ができ、設置場所を選ばない電子ペーパーディスプレイを導入することになりました。デモ機で確認したところ、カラー表示もでき、印刷した紙のように視認性が高い点を評価しました。
導入後の効果
本体が軽量・薄型のため、必要に応じて目的の場所に持ち運んでの使用も可能
入園ゲートの入り口やミュージアム内など、園内に複数個所設置をしましたが、配線もないので見た目もすっきりしました。電力を使わず表示を保持できるので、イベント会場など必要な場所に必要な時に活用できるのも便利です。データ更新もUSBメモリーで簡単にできるので、コンテンツの入れ替えも手早くできるようになりました。
今後の展望
環境に配慮した設備を利用することで、施設全体の省エネ取り組みを推進
2025年1月1日開園110周年を迎えた当園は、動物福祉を一番の柱とし、地域社会と国際社会に貢献できる人にも動物にもやさしい動物園をめざしていますが、園に設置する設備についても、電子ペーパーディスプレイのような環境に配慮したものを導入するなど、省エネとサステナビリティの取り組みを推進していきたいと思います。
2025年10月制作