リテールテック2025シャープ出展情報はこちら>>
シャープは、3月4日(火)~7日(金)に東京ビッグサイトで開催された流通情報システムの総合展「リテールテック JAPAN 2025」に出展しました。
「DX・CX・GXで次世代の顧客体験へ シャープのスマートリテールソリューション」をコンセプトに、各種リテール製品や最新のソリューションをシーン別に展示しました。
シャープブースの内容をお届けします。




次世代の店舗スタイルとして、飲食店と小売店をシーン展示


DXを活用して飲食店のお困りごとを解決。
業務の効率化だけでなく、顧客満足度の向上にも繋がります。

①順番待ちシステム
お客様が店外にいても待ち状況が確認できる順番待ちシステムを来店客として体験してみました。受付端末で混雑状況を確認し、受付ボタンを押すとQRコードが印字されたチケットがプリンターから出てきました。QRコードをスマホで読み取ると呼び出し状況が見えました。お客様の順番が近づくとメールでのお知らせも可能とのことです。
混雑状況と広告を同時に表示するサイネージも展示されていました。


- <3X3 Hub SHARP Interactive Showroom
東京
でも、デモンストレーションをご覧いただけます>
②メニューボード
飲食店の店頭に設置されているメニューボードは、提供メニューやお店のおすすめ情報を伝えるだけでなく、お客様を店内に誘導する役割も担っているそうです。インフォメーションディスプレイは、シンプルな配線で複数台にまたがる映像表示や、書き換えの制御が可能とのこと。飲食店の店頭に3面のメニューボードの設置例を展示していました。
③LEDディスプレイ 柱巻き
お客様の注目を店に集めるツールとして、LEDディスプレイの柱巻きも紹介していました。LEDディスプレイ D2シリーズは、シームレスな90度設置を可能にするキャビネットで、柱巻きや壁面のコーナーを活用したディスプレイ構成ができるのが特長とのことです。
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④配膳ロボット
人手不足対策に配膳ロボットも検討したいが、サービスの質を下げることにならないか、自店での活用が可能なのか、悩むところです。ブースでは、配膳・下膳をロボットに任せることについて、説明員から具体的な事例を交えて説明されていました。
- <3X3 Hub SHARP Interactive Showroom
東京
でも、デモンストレーションをご覧いただけます>
⑤インテリジェント商用清掃ロボット
清掃コスト削減と、効率の良い清掃作業の実現に、業務用の清掃ロボットのデモンストレーションをおこなっていました。スイープ、WET清掃(床洗浄)、吸引、DRY清掃(乾拭き)の1台4役をこなしてくれるそうです。
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⑥電子ペーパーディスプレイePoster
(A2サイズを参考出品)
デジタルサイネージの設置が難しい場所や、紙のポスターの置き換えにお悩みのお客様に、電子ペーパーディスプレイ『ePoster』をご紹介していました。“消費電力0W”で表示保持が可能であり、電力を必要とするのは表示を書き換えるときのみ。案内板や広告表示、メニュー表示など、さまざまなシーンで活躍します。
⑦飲食店向けタッチPOS
飲食店向けのPOSシステムとして、タッチPOSターミナルRZ-E3818と飲食業向けPOSシステム RETAILACE21[Food]を紹介していました。キャッシュレス決済端末や自動釣銭機との連動により、つり銭ミスなどを防止し、金銭授受を確実におこなえるのも魅力と感じました。


「属人化している業務ノウハウを有効活用したい」という小売店のニーズに対応
Brainrobi 生成AIチャットボット
「SHARPの加湿空気清浄機器ってどんな特長があるんだろう」店舗スタッフがご来店されたお客様から聞かれた事を、BOTに質問したらすぐに答えてくれる環境を簡単に構築できるそうです。Brainrobi生成 AI チャットボットは社内データを Brainrobi KNOWLEDGE にアップロードするだけですぐに利用できるとのこと。デモンストレーションでは、質問に対する回答生成だけでなく、カタログや取扱説明書などの関連ページが画面に表示され、わかりやすかったです。将来的には、多言語や画像認識にも対応を検討しているそうです。


ブースでは、アバターがお客様の質問に対して、対話型生成AIとナレッジ検索を活用して音声およびテキストで回答するAI接客支援ソリューション(参考出品)も紹介していました。
ご意見箱システム 参考出品
お客様のスマホから意見投稿ができ、店舗の端末で回答を入力後、サイネージに投稿意見の表示が可能なご意見箱システムも参考出品されていました。お客様への回答をサポートするAIアシスタント機能や感情分析、ワードクラウドによるトレンド分析も魅力的な機能です。


店舗やバックオフィスの課題解決を支援するソリューション
店舗に合わせた決済スタイルを提案
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シャープで新たにリリースした
キャッシュレス決済端末<UA-P10NA>
がブース入口で注目を集めていました。顧客側端末には、のぞき見を抑制するシャープ独自のベールビュー技術を採用しているそうで、斜め方向からは画面が見えないことが確認できました。一体型POSターミナルRZ-A396S
と連携したデモンストレーションをおこなっていました。




店舗のスタイルに合わせて、今後、AndroidTM OSへのPOSシステム搭載も検討しているそうです。

OCR読み取りで情報の管理、ミスの防止を効率化
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Android搭載ハンディターミナル
によるOCR読み取りの性能を、賞味期限のスキャンで来場者に体験いただいていました。


- <3X3 Hub SHARP Interactive Showroom
東京
でも、ハンディターミナルをご覧いただけます>
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ハンディターミナルやスマートフォンの端末管理が一括でできる
LINC Biz emm
も紹介されていました。ブラウザで簡単に機能制限や設定ができ、紛失時には遠隔操作で情報漏洩を防ぐことができるそうです。


業界に合わせたセルフ精算で支払い待ち時間を短縮
支払い待ち時間の解消と省人化に繋がるセルフ精算システムとして、医療機関向けの展示がされていました。セルフレジの課題である「お客様が操作方法がわからなくなる」を防ぐ仕組みも紹介されていました。
医療機関向け 卓上型セルフ精算システム
スタッフ操作画面にも患者様の会計画面が表示され、操作のフォローができるそうです。


ストレスフリーなコインパーキングシステム
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コインパーキングシステムの「ロック板の乗り越え事故」「チケットの紛失」「入出庫時のゲートトラブル」は、利用者にも運営会社にも悩ましいもの。シャープの
コインパーキングシステム
は「ロック板レス」「チケットレス」「ゲートレス」でそのお悩みを解決するそうです。
ブースでは、在車センサー・ネットワークカメラ・ポールカメラ・精算機でコインパーキングのシーン展示をしていました。ネットワークカメラと組み合わせることで、入庫した車両のカメラ画像と時刻を記録・管理が可能となり、車両画像の確認で精算ミスを防ぐこともできるそうです。




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東京
でも、デモンストレーションをご覧いただけます>
デジタルサイネージによる柔軟で効果的な情報発信
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店頭や店内でのデジタルサイネージの活用により、お客様に多くの情報を柔軟に発信することが可能になります。
ブースでは、インフォメーションディスプレイ
、LEDディスプレイ
、電子ペーパーディスプレイ
といった表示機器、デジタルサイネージ配信やコンテンツ制作を支援するソフトウェアなどをシーン展示していました。
サイネージソリューションについてくわしくはこちら



人が作業していた狭い通路の搬送に自動化を提案
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工場や倉庫において、人が作業していた狭い通路の搬送をACR(ケースハンドリングロボット)で自動化するデモンストレーションを実施していました。
スリム型スタッカー自動搬送ロボット
は、スリムで小回りがきき、複数の箱を機内に格納して移載することが可能だそうです。



ピッキングや仕分け作業をデジタル支援
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ピッキング作業支援ツール
無線デジタルピッキングシステム
を展示していました。経験の少ない作業者でも正確かつスピーディなピッキング作業が可能になるそうです。
