近畿日本鉄道株式会社の大阪総合指令室様では、近畿圏の大阪府・京都府・奈良県及び三重県を管轄。
中枢を担う運転指令を中心に5指令による総合的な指令体制を構築し、必要な情報を迅速かつ的確に集約するシステム運用を実施することで、常に安定した運行と危機管理を実現されています。
災害や事故などの異例事態が発生した際は、リアルタイムに情報連携を実現する「双方向デスクトップ共有システム」を活用し、速やかに各指令が収集・把握された複数の情報を大画面に一覧表示。
正確に状況を把握しスピーディで的確な判断を行い、早期復旧などの対策に役立てておられます。
また、一覧表示に利用する大画面のタッチディスプレイ「BIG PAD」(PN-L703B・PN-L603B)は、平常時には列車運行状況や気象情報の拡大表示、テレビニュースの閲覧、さらには、訓練教育時のホワイトボードやプレゼンテーションボードなど、幅広い用途で日々活躍しています。