導入事例

佐賀県武雄市役所 様

  • 武雄市役所 新庁舎

    所在地:佐賀県武雄市

佐賀県武雄市は佐賀県の西部に位置し、人口約5万人・世帯数約18,000世帯、市の中心には開湯以来1300年の歴史を誇る武雄温泉があります。

武雄市役所様は、2018年5月に「市民が集う・健康づくりを意識・安全安心の拠点」をモットーに新庁舎を開庁し、「教育改革・子育て支援」「にぎわい創出・活力アップ」「くらしといきがい・健康づくり」を3本柱の基本政策に掲げられています。

今後は九州新幹線西九州ルートの開通など街の変化が期待される中、「西九州のハブ都市」を目指し、快適な暮らしができる街づくりに取り組んでおられます。

佐賀県武雄市役所

http://www.city.takeo.lg.jp/

導入前の課題

日頃から市民の皆様が気軽に立ち寄れる開放的な庁舎を目指し、新しい出会いやたくさんの交流が図れる場となるホールに大画面モニターの設置を検討されました。

導入後の変化

市民が参画するイベントや情報発信にも活用でき、大画面の迫力・画面の美しさなど市民からの評判は上々です。FIFAワールドカップのパブリックビューイングでは、サッカーファンが集い、市民同士の交流を深める場づくりにもなりました。

市民が集う魅力的な新庁舎づくりに9面マルチタッチディスプレイシステムが情報発信やイベントに活躍中

  • 市民ホール

    9面マルチタッチディスプレイシステム

    インフォメーションディスプレイ(PN-V550A)×9台にタッチセンサー等を利用した9面マルチタッチディスプレイシステム

新庁舎の1階市民ホールは、市民が集う場所として毎日夜9時まで開放されています。

シャープ製インフォメーションディスプレイとタッチセンサー等を利用した9面マルチタッチディスプレイシステムを設置し、サイネージソフトウェアの「e-Signage」(コンテンツ配信表示システム)で、旬な情報を随時配信されています。

また、タッチ操作で画面を切り替え、武雄市の魅力を紹介するクイズや撮影スポットを表示するアトラクション的要素も取り入れたオリジナルのシステムになっています。

本ホールはセミナーやシンポジム、ワークショップなど地域活動や文化活動のイベントにも市民が利用することができ、持ち込んだパソコンをマルチタッチディスプレイシステムにつなぎ、120V型相当の迫力ある大画面をスクリーンとして利用されています。

9面マルチタッチディスプレイシステムは、市民の満足度を高め、魅力的な新庁舎づくりに活躍しています。

  • 写真:武雄市の魅力を紹介するクイズ

    ディスプレイに触ると武雄市の観光名所に関するクイズ画面に切り替わる。クイズのジャンルを選ぶと問題が表示され、解答するコンテンツ。

  • 写真:武雄市の魅力を紹介するクイズ

    お誕生日や入籍などの記念日に合わせた壁紙をディスプレイで選択し、全画面表示。

  • 写真:武雄市の魅力を紹介するクイズ

    壁紙を表示した画面の前で記念撮影(お誕生日バージョン)

導入時、特にご評価頂いたポイント

  • ディスプレイを組み合わせて、拡大表示が可能なマルチ対応。マルチ構成時の境界線が目立ちにくい狭額縁デザインのディスプレイ。
  • 表示スケジュールを簡単な操作で設定できるサイネージソフトウェアの「e-Signage」(コンテンツ配信表示システム)

システム概要図

9面マルチディスプレイシステムにはデジタルサイネージソフトウェア「e-Signage Pro」から配信されたコンテンツや、市民のパソコンの画面、ケーブルテレビ、SNSの情報が表示されます。

導入のきっかけ

新庁舎開庁にあたり、市民が集う広いホールに相応しい大型モニターの導入を検討

  • 9面マルチディスプレイシステム

    ケーブルテレビの行政情報、サガテレビや共同通信からの地域情報、イベント・PR情報、天気予報やSNSで発信された武雄市情報、マルチタッチディスプレイシステムの利用方法の紹介など、多彩な情報を発信。

武雄市役所様は新庁舎の開庁にあたり、日頃から市民の皆様が気軽に立ち寄れる開放的な庁舎を目指し、新しい出会いやたくさんの交流が図れる場となるホールに大画面モニターの設置を検討されました。

陽の光が差し込む明るいホールでも使える利便性、大きな空間に適した画面サイズ、色の再現性やストレスのない動画再生、一方向的な情報発信にとどまらずインタラクティブな機能を兼ね備えたタッチ画面など、様々な要件を満たすシャープの9面マルチタッチディスプレイシステムを導入することに決定されました。

また、サイネージソフトウェアは実用性を高める多彩な機能で効果的な運用をサポートする「e-Signage」(コンテンツ配信表示システム)を採用されました。

導入後の感想

市民参画型の情報発信や市民が集うイベントに、大画面の迫力と画面の美しさが大好評

  • 総務部財政課
    アセットマネジメント推進室長
    吉野 様

  • 企画部広報課 課長
    シティプロモーション室 室長
    大野 様

企画部 広報課 課長・シティープロモーション室 室長の大野様は、「武雄市の公式インスタグラムは半年に約7000件のアップがあり、フォロワー数も着々と増加、デジタルサイネージのSNSコンテンツもかなり充実してきました。市民ホールの利用状況はほぼ毎日予定が入っており、様々な活動の場として利用されています。持ち込んだパソコンをつなげば簡単に9面マルチタッチディスプレイシステムをモニターとして利用できる手軽さも評価が高く、大画面の迫力・画面の美しさなど市民からの評判も上々です。FIFAワールドカップのパブリックビューイングイベントでは、150名を超えるサッカーファンが集い、市民同士の交流を深める場づくりにもなりました。今後は高校野球などのパブリックビューイングも予定しています。9面マルチタッチディスプレイシステムは、市からの情報発信だけにとどまらず、市民が参画するイベントや情報発信にも活用できる汎用性が高く、満足しています」とおっしゃっています。

  • 持ち込んだパソコンをHDMIケーブルで簡単にディスプレイに接続できる。

  • 機器操作の簡易マニュアル

今後の展開予定

観光スポットにもなる新しいタイプの市役所を目指し、活用方法を模索中

今後は9面マルチタッチディスプレイシステムの表示コンテンツにQRコードを埋め込み、地図やお得情報がダウンロードできるよう開発を進めておられます。

また、アートな空間を演出するプロジェクションマッピングなどのコンテンツを表示させ、各種イベントの盛り上げ策も検討されています。

さらに、蔦屋書店様やスターバックス様が入っていることで全国区の話題になった武雄市図書館をひとつの見本とし、武雄市民のみならず観光客も気軽に立ち寄れる観光スポットとなる新しい形の市役所を模索されています。

2018年11月発行

導入製品

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