導入事例

株式会社 遠藤照明 様

  • 株式会社 遠藤照明 様

    中央研究所
    所在地:大阪府東大阪市

株式会社 遠藤照明様は、1967年創業、照明メーカーとして国内施設においてトップクラスの実績を築いておられます。

「個と組織の調和と永続」という経営理念を掲げ、照明事業・環境ソリュ―ション事業・インテリア家具事業を展開。「高付加価値空間」を創造する企業として、LED照明を通して、世界中の人々の豊かな未来をリードする取り組みを実践されています。

株式会社 遠藤照明

https://www.endo-lighting.co.jp/

背景

開発に携わる各担当者が部品管理表や試験成績書、図面などの開発関連の文書をローカルサーバーに任意に保管・利用していたので、セキュリティー的に問題がありました。

効果

当初はファイルサーバーとしての位置づけだったFullWEBですが、開発で発生するあらゆる情報をFullWEBに集約させたことで、業務に欠かせない重要なツールとなりました。さらにオプションである「属性画面レイアウト機能」を追加導入し、日程管理の入力が簡単になったことで進捗報告がとても楽になり、業務の効率が向上しました。

開発情報を集約したFullWEBが、商品開発の根幹に
BIツールと連携させ、さらなる活用の段階に進展

  • 導入責任者 中央研究所
    開発推進部 商品データ管理課
    課長 下川様

株式会社 遠藤照明様は、独自性の高い商品と先進の技術力、多様なニーズに応える供給力を強みに、百貨店やホテルなど商業施設はもちろん、オフィスや工場、学校まで様々な分野に事業を展開されています。その商品開発を支える基盤として活用されているのが、WEB版ドキュメント情報管理システムFullWEBです。

図面や試験データ、商品仕様、進捗管理など、多岐にわたる開発関連情報をFullWEBに集約し、一元管理。開発に携わる工場やテクニカルセンター、さらに海外の関係会社のスタッフが、日常的にFullWEBを活用しながら情報共有や検索などを行い、日々商品開発に取り組まれています。

さらに、FullWEBに蓄積された情報は、BI(ビジネスインテリジェンス)ツールのTableau(タブロー)と連携させ多面的に分析することで、新たな課題発掘を行い、経営戦略にも活かしておられます。

FullWEB活用のイメージ図

導入時、特にご評価頂いたポイント

  • 導入後、追加で利用規模を拡大しても安心で安価なライセンス費用と国内外での利用も共通のシンプルなライセンス体系。
  • SEなどの専門家でなくてもシステム構築できる「管理者ツール」の操作性。

システムイメージ図

お客様先、保守拠点、業務センターにおける業務の流れを説明しています。

導入のきっかけ

開発関連の文書を安全に保管、簡単に文書検索や管理・運用ができるシステム構築が、今後の商品開発のファクターになると判断

株式会社 遠藤照明様では、開発に携わる各担当者が部品管理表や試験成績書、図面などの開発関連の文書をローカルサーバーに任意に保管・利用していたので、セキュリティー的に問題がありました。

そこで、開発関連の文書を安全な保管方法で、かつ、容易な検索や管理・運用ができるシステムの構築が重要課題となり検討。投資費用、導入後の利用規模の拡大による追加費用、関係企業がある中国やタイでの海外利用を考慮した仕組みを重視されました。

検討の結果、初期導入と追加ライセンス費用が比較的安価であり、海外利用も国内と同じライセンス体系で運用が可能で、さらに管理者ツールの使いやすさなどを高く評価され、WEB版ドキュメント情報管理システム「FullWEB」「FullWEB-PDM」を導入されました。

導入後の感想

ものづくりの情報を集約するハブとしての役割を担うFullWEBは、業務効率の向上に大きく貢献し、今では開発業務の欠かせない存在に

中央研究所 開発推進部 商品データ管理課 課長 下川様は、「導入の最初の効果は、スタッフの情報リテラシーが格段に向上したことでした。そして、当初はファイルサーバーとしての位置づけだったFullWEBですが、その後の社内改革で、開発で発生するあらゆる情報をFullWEBに集約させたことで、今では約30万件もの情報を蓄積し商品開発の根幹となり、業務に欠かせない重要なツールとなりました。さらに FullWEBのオプションである『属性画面レイアウト機能』を追加導入し、自社で運用しやすい画面フォーマットに変更。日程管理の入力が簡単になったことで進捗報告がとても楽になり、業務の効率が向上しました。当部のミッションは、集約されたものづくりの情報から戦略を立て、企業価値に変換することです。その推進を加速させるために、データを簡単な操作で可視化し、誰もが理解しやすい形で分析ができるBIツールのTableauも追加導入し、FullWEBと連携させました。現状は販売情報分析や商品企画書、会議資料などに活用していますが、潜在情報から商品開発に繋がる重要インサイトを引き出す分析ができればと期待しています」とおっしゃっています。

今後の展開予定

FullWEB とWEBカタログとの連携を強化し、顧客サービスへ繋げることを検討

今後は、 FullWEBに開発以外にあらゆる商品関連情報を集約させることを目指されています。

FullWEBに蓄積された情報とWEBカタログの連携強化により、お客様への提供が不可欠な情報をタイムリーにWEBサイトで公開しお客様の利便性向上を図るなど、顧客サービスに繋げていくことを検討されています。

2019年9月発行

導入製品

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