工場の壁面に、壁掛け金具 PN-ZK601で取り付けられたタッチディスプレイ PN-L602Bの背面には、アドバンストコントローラー PN-ZP20パソコンが取りつけられて、社内LANにより生産管理をしている事務所のPCや、仕入れ担当者PC、受注担当者PC、営業担当者PCと繋がっています。
株式会社丸きんまんじゅう 様
株式会社丸きんまんじゅう様は、昭和25年に創業し、社名の由来となる自家製焦げ蜜を使った「丸きんまんじゅう」を発売され、地元に根付いた菓子製造会社として基盤を築かれています。
専門店や外食レストラン・コーヒショップチェーン等のスイーツ、またファミリータイプでは生協向けのお菓子など、各分野に於ける幅広いニーズに応える商品開発と徹底した品質管理で、お客様に信頼される安心・安全なお菓子を届けられています。
株式会社丸きんまんじゅう
菓子工場の生産管理表を鮮明に表示。
タッチ操作で、さらに詳細な情報を表示させ、効率的な生産活動に貢献
株式会社丸きんまんじゅう様は、長い歴史で培われた熟練の技術と最新の設備による生産ライン、徹底した品質、原料への強いこだわりを柱に、安心で美味しいお菓子製品を全国に向けて提供されています。
シャープのタッチディスプレイ BIG PAD(PN-L602B)は、工場のメイン入口脇にある包装室に壁掛け設置し、製造菓子の生産管理に活用されています。
会社事務所で作成・管理している生産管理表を社内のネットワークを経由して工場のBIG PADに掲示し、工場スタッフが入退出の際、必ず確認されています。
さらに、一日数回発生する変更箇所は色表示され、注意事項等のある項目はタッチすることでその詳細を確認できるなど、スタッフがより分かりやすく、効率的な生産活動ができるよう、BIG PADは工場スタッフの情報共有に活躍しています。
導入時、特にご評価頂いたポイント
- 詳細な文字情報を鮮明に映し出す高画質・高精細の液晶ディスプレイ。
- 製造現場のスタッフが、必要な情報をすばやく取り出せるタッチパネル。
システムイメージ図
導入のきっかけ
ホワイトボードからタッチディスプレイを利用した情報掲示への切替で、業務の効率を見直し
株式会社丸きんまんじゅう様では、営業棟の事務所で作成された生産計画表をプリントアウトし、それを元に離れた工場内のホワイトボードに手書きで転記されていました。
工場内スタッフはそのボードの情報を元に、原料発注・生産ラインの設置や移動・人員配置まで行っており、転記ミスや見間違い等の人為的ミスが大きな課題となっていました。
それらの課題解決と業務効率を考慮され、社内ネットワークを利用し大型モニターに表示することを検討。
さらに、生産管理表を掲示するだけではなく、工場のスタッフ自身がすばやく情報収集ができるタッチディスプレイを導入されることになりました。
詳細な文字や数字が見やすい高画質・高精細の大画面、衛生管理面からもマウスやペンなどのツールを使わず手で操作ができる点などを重視され、シャープのタッチディスプレイ BIG PAD(PN-L602B)を採用されました。
導入後の感想
鮮明な画面表示と簡易な操作性で、業務効率の向上と職場の活性化へ
システム管理者の総務部 部長 野上様は、「生産管理表のデータをホワイトボードへ転記する作業は、ミスが許されない責任重大な業務だったため、BIG PADの導入により担当者の精神的負担はかなり軽減されたようです。また、当日の変更箇所は色表示されるので、工場スタッフからも分かりやすいと評判が良く、手書きの文字よりもデジタルテキストの文字は細かくても見やすく、中でも数字の見間違いのリスクが減ったとの声をよく聞きます。さらに、画面のタッチ操作ですばやく情報を確認することができるので、工場スタッフから、過去の生産履歴や商品毎の注意事項などを見られるようにして欲しいというBIG PADの活用に前向きな意見も出てくるようになり、職場の活性化にも繋がっています」とおっしゃっています。
今後の展開予定
人員配置表もホワイトボードからBIG PADへ移行を計画中
今後は、ホワイトボードで管理している人員配置表をプログラム化し、BIG PADに表示することを計画されています。また、増床した工場の稼働状況にあわせて、BIG PAD増設を検討されています。
2013年9月発行
導入製品
電子黒板 タッチディスプレイ BIG PAD PN-L602B
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