システム概要

児童家庭相談システムは、日々のケース経過の把握や書類作成など事務作業の負担を軽減し、相談・カウンセリングなどのコア業務に注力していただくことを目的として開発されました。
- 導入実績は2022年4月1日時点。
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市町村向け児童家庭相談システムとは?
New!こども家庭センター向け育児サポート機能
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子ども家庭総合支援拠点(児童福祉)業務対応の児童家庭相談機能と子育て世代包括支援センター(母子保健)業務対応の子育てケアプラン作成機能を搭載したうえで、あらに全ての妊産婦、子育て世帯、子どもへ一体的に相談支援を行うため「こども家庭センター向け育児サポート機能」を新たに搭載しました。
- 母子保健システムとの連携
予防接種や健康診査のデータを母子保健システムから連携することで、容易に把握でき、一体的な相談支援を行うことができます。 - サポートプランの作成
各種課題や支援目標、支援カンファレンス記録を時系列に管理できます。サポートプラン出力機能を利用し、サポートプランの策定を支援します。 - 母子経過記録の管理
母子に関するサポート情報や母子保健システムで管理できていない相談情報を一元管理することができます。 - 子育てケアプラン作成機能
① 個人記録管理
② 支援プラン管理
③ 支援台帳の管理
- 母子保健システムとの連携
- 各関係機関でシステムを使用することもできるので、情報の一元管理ができます。
都道府県、指定都市、特別区向け児童家庭相談システム
各種データ連携機能、オプション機能について
住民基本台帳データ連携
- 住民基本台帳システムとのデータ連携を行うことで、相談対象者の氏名、生年月日、住所等の入力が自動で行われ、システムの操作がさらに便利になります。
- 相談対象者の住基情報に「転入」「転出」等の異動があった場合、トップページや児童情報画面に自動的に通知されますので、世帯の異動情報を把握することができます。

母子保健システム、その他庁内システムとのデータ連携
- 母子保健システム、健康管理システム、その他庁内システムとのデータ連携機能を追加することができます。データ連携を行うことにより他システムのデータを自動的に取得できるので、家庭状況の把握がスムーズに行えます。
婦人(DV) 相談、ひとり親相談
- DV被害等の婦人相談やひとり親世帯の相談も、児童家庭相談システムで一元管理できます。インターフェースデザインも統一されているため、新たにシステムの操作を覚えなおす必要がありません。
- 世帯内の課題を一画面で把握する機能を搭載しており、相談対象者世帯への包括支援に役立てていただけます。
- 婦人相談統計、ひとり親相談統計の出力に対応しています。
児童家庭相談システムの3大ポイント
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①直感的に操作できる、親しみやすいデザインを採用!
パソコン操作のニガテな方にもスムーズにお使いいただけます。入力支援機能も豊富で、最小限の操作で登録が行えます。 デザインは3種類から選べ、お好みのデザインでご利用いただけます。
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②会議資料や統計資料も簡単操作で作成!
会議資料や福祉行政報告例等をスピーディーに出力することができ、書類作成の負荷を軽減します。Excel形式での帳票出力により、プレビュー後の印刷や文字の追記・編集をすることができます。
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③強力な検索機能を搭載!
児童や相談情報の詳細な複合検索はもちろん、経過記録などを含めた全文検索も可能です。あいまいな記憶からのフリーワード検索や登録した資料の中身も検索できます。また、サジェスト機能により入力途中に検索候補を表示し、検索の手間を軽減します。
児童家庭相談システムの導入効果
業務効率改善
- 相談情報や関係機関連携資料の一元化により、担当者間で精度の高い情報共有が行えます。
- システム専用のスケジュール管理機能や予定通知機能により、支援業務を効率よく行うことができます。
- システム専用端末が不要のため、執務室以外でもシステムを使用できます。例えば、会議室でシステム画面の相談対象者の経過を確認しながら対応方針の決定を行うという使い方もできます。

セキュリティ確保
- システムはユーザー毎に発行されたユーザーIDとパスワードを用いてログインを行うことで利用できます。
- アクセス権限機能により、ユーザーごとに使える機能を制限できます。
- 管理者はアクセスログによりユーザーが行った操作履歴を確認できます。
- データはサーバーでのみ保管され、各端末では保持しないため、情報漏えいのリスクを低減できます。

お問い合わせ・資料請求
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