生理の困りごとを減らしたい、という想いで商品化しました。

多くの女性は、年齢や生活の中でさまざまな健康課題を抱えています。特に生理の悩みは、体調や日常生活に影響を及ぼすこともあります。社会的には「生理の貧困」として、経済的困窮による生理用品の入手困難や、生理に関する正しい知識・対応の不足が課題となっています。シャープは自治体や企業、学校の声に耳を傾け、生理の困りごとを減らすために実証実験を重ね、サニタリープロダクトディスペンサー「todokuto」を商品化しました。
急な生理で困ったことがある女性はおよそ8割
急な生理で困った経験があると回答した女性はおよそ8割(※)。女性の活躍の場の広がりに応じて、周囲の理解不足や女性の生理に対する悩みや不安を軽減していくことが求められています。そこで、自治体や学校などでは「生理の貧困」に対して、生理用品を窓口で無償配布するなどの活動をされています。
※【浜松市】生理用ナプキンディスペンサーに関するアンケートより(2023年10月実施)

さまざまな課題がありました
生理用品を直接窓口で配布することに対しては、「受け取る側には抵抗感がある」「急な生理で困っている人はサポートできない」といった課題がありました。また、トイレの個室での配布では衛生面での不安や大量持ち去りといった課題があることも判りました。シャープは、困ったときに誰でもすぐに、清潔な生理用品を安心して利用できるディスペンサーの商品化が生理の困りごとを減らす1歩につながるという想いで開発を進めました。

シャープからのご提案
シャープが開発した「todokuto」は、トイレの個室内や洗面台などに設置できるディスペンサーです。棚置きも壁掛けも可能です。手をかざすだけで1枚ずつ生理用品の取り出しが可能なので、清潔な生理用品を誰でも簡単に利用することができます。さまざまなサイズの生理用品にも対応しています。導入効果として、女性の生理に対する悩みを軽減し、周囲の理解促進にもつながることも期待されます。

「todokuto」に込めた想い
「急な生理のときの焦りや不安が、一枚の生理用品が届くと、ひと安心に変わる」シャープはそんな想いを込めて「todokuto」と名付けました。その1枚があるだけで安心する女性が増え、職場や学校等、多くの場所に設置を広げることで、生理に関する困りごとを減らしていきたい。
「todokuto」がそのきっかけとなることを願っています。
法人向けショールームでご確認いただけます。
法人向けショールーム「3X3 Hub」では、「todokuto」を展示しています。設置方法や使い方などを体験していただくことができます。その場でさまざまなご相談にも対応します。完全予約制です。ぜひご活用ください。

