デジタルサイネージ ジャパン 2018に出展
8Kディスプレイや音声対話サイネージなどを披露
シャープは、6月13日(水)~15日(金)の3日間、幕張メッセで開催されたデジタルサイネージ関連の専門展示会「デジタルサイネージ ジャパン(DSJ) 2018」に出展しました。
最新技術やソリューションを紹介し、多くのお客様に、迫力のある8K映像や音声対話サイネージを体験いただきました。
会場で注目度が高かった出展内容を紹介します。
大迫力!16面マルチディスプレイ(280V型相当)と
8Kコンテンツで高い臨場感を実現
70V型インフォメーションディスプレイ<PN-V701>を16台(縦4台×横4台)組み合わせ、280V型相当の大画面(縦:約3.5m×横:約6.1m)で8K相当の解像度を実現したマルチディスプレイをシャープブース中央に設置。
サッカーの練習風景が表示されると、あたかも競技場にいるような臨場感がありました。
スポーツやコンサートなどのイベントを「8Kパブリックビューイング」としてサテライト会場で再現すると大いに盛り上がりそうです。
問いかけに応答する「音声対話サイネージ」(参考出展)
近年、ショッピングモールや駅などで、画面にタッチして操作する案内用サイネージが増えています。
でも、「荷物で両手が塞がっているとタッチ操作ができない」「たくさんの人が触っている画面に触れるのは、ちょっと抵抗がある」という事はありませんか?
そんな悩みも解決する『音声対話サイネージ』を参考出展しました。
音声対話サイネージの前に人が立つとサイネージ側が検知し、話しかけてくれます。
知りたいことについて尋ねると、画面に選択肢が表示され、対話が続きます。
知りたかった情報にたどり着くと、画像と音声で説明してくれます。
施設案内だけでなく、対話形式でおすすめのメニューを提案したり、好みの服装を聞いてブランドショップを案内したりなど、いろいろな場所で活躍しそうです。
こちらの動画は、シャープブースを対話形式で紹介するデモンストレーションの様子です。
これから様々な場所で活躍しそうな
透明(注1)NFC(注2)アンテナ搭載ディスプレイ
このディスプレイは、画面表示部にNFCアンテナが搭載されています。でも、タイトル通り「透明」なので見てもわかりません。最近NFCで決済ができる自動販売機やセルフレジが増えていますが、このディスプレイを採用すれば、決済の段階になってから「ここにタッチ!」などを画面に表示でき、もっと便利で使いやすくなりそうです。
自動販売機以外でもNFCを使う機会はどんどん増えているので、ゲームセンターのゲーム機など画面の大きい機器に内蔵すると便利そうです。
ブースでは決済以外の用途も提案しました。
こちらの動画は、施設案内と来店誘導のデモンストレーションの様子です。
画面に表示される吹き出しにNFC対応会員カードをかざすことで、クーポンの獲得、保有ポイントの照会が可能です。気になる店の情報をメールで受信することもできます。
まるで紙?デジタルサイネージポスター(参考出展)
画像左:ディスプレイ表面 画像右:ディスプレイの背面が鏡に映っています
通常の液晶ディスプレイに比べて圧倒的に軽くて薄いので、文字通り「ポスター」のように手軽に設置ができるディスプレイです。ブースでは、ワイヤーで吊り下げて、背面が見えるように鏡を設置。本当に電源ケーブルと映像ケーブルだけで表示が可能です。
サイネージ用ディスプレイは、家庭用テレビに比べて重くて分厚い事が多いのですが、これなら吊り下げ金具などで設置ができるので、従来は設置できなかった狭い店舗などにも設置できそうで、デジタルサイネージの可能性がますます広がります。
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(注1)アンテナ層の光透過率80%以上を確保しています。光透過率はサイズやアプリケーションにより変動します。
(注2)Near Field Communicationの略。国際規格として認証された、数センチメートル程度の近距離間で無線通信を行う技術。