事例からみるAmazon FSx for Windows File Server の導入効果
1.Amazon FSx for Windows File Server について
Amazon FSx for Windows File Serverとは
AWSが提供するフルマネージド型のWindowsファイルサーバーサービスです。
Amazon FSx for Windows File Serverのメリット
① Windowsネイティブ互換
SMBプロトコル(※1)でアクセス可能で、Microsoft Active Directory(※2)との連携やWindows ACL(※3)、シャドウコピー(※4)をサポートしており、Windowsとの互換性や親和性が高い特徴があります。
② 高速で柔軟なパフォーマンス
SSDとHDDのストレージタイプを提供しており、HDDストレージはコンテンツ管理、部門の共有サーバーなどの用途に、SSDストレージはデータベース、メディア処理、分析など、通信の遅延時間に敏感なシステムでの用途に設計されています。また、ストレージ容量やスループット容量の変更が容易です。
③ フルマネージド型サービス(※5)
AWS側で運用・管理を代行してくれるフルマネージド型サービスのため、ハードウェアの調達・設置やパッチ適用、バックアップを意識する必要がなく、お客様の運用負荷を軽減できます。
(※1) SMBプロトコル
ネットワーク(LAN)上のパソコン間でファイル共有やプリンター共有などに使用されるプロトコル(通信規約)です。
(※2) Microsoft Active Directory
Windowsネットワーク上のオブジェクト(リソース)に関する情報を一元管理するための基盤です。ユーザーアカウントなどの情報が保存され、管理者とユーザーがその情報を簡単に検索および利用できるようにします。
(※3) Windows ACL
Windows ACL(アクセス制御リスト)とは、システムのセキュリティを確保するための機能の一つです。
(※4) シャドウコピー
WindowsOSの機能で、システムの任意の時点の状態を一定間隔で自動的に複製します。
(※5)フルマネージド型サービス
マネージドサービスよりも、更に細やかな監視、障害対応などの運用管理を代行するサービスです。
2.事例からみるAmazon FSx for Windows File Server の導入効果
導入ユーザーのご紹介
株式会社TJM デザイン様
これまで約60 台のサーバーをAWS に移行されており、今回、約30TB 分のデータをAmazon FSx for Windows File Server に移行されています。
Amazon FSx for Windows File Server の導入効果
効果①
Active Directoryの連携や、シャドウコピー等のWindowsネイティブ機能により、移行前のファイルサーバーと変わらない使い勝手で利用できます。
効果②
冗長構成を取ってBCP対策を取ることで、事業継続性やリスクの分散化を実現できます。
効果③
AWS側で運用・管理をしてくれるフルマネージド型のサービスなので、運用負荷の軽減ができます。
3.導入事例の詳細情報
・導入事例PDF 版の無料ダウンロードはこちら
・導入事例ページはこちら
https://smj.jp.sharp/bs/cases/system/tjmdesign.html